Sarah Vaughan / The Explosive Side

女性ジャズボーカリストは数多くいる。彼女たちに対して、いろんな評価の仕方がある訳だが、結局のところ、「肌が合う」かで自分の好みが決まってしまうのだろう。もちろん、それはボーカルに限ったことではないし、ジャズに限定した話でもない。サラ・ヴォーンに関しては、以下のCD帯解説のように、「燃えるように鮮やかな歌唱」が自分の肌にぴったり合うのだ。

「タイトルどおりにアップテンポに乗せて、サラ・ヴォーンの燃えるように鮮やかな歌唱が楽しめる、ルーレット時代の大傑作アルバムである。ジャジーな魅力を発散してゆくベニー・カーターのオーケストラを向こうに回して、いやが上にもダイナミックな盛り上がりをみせるサラが凄い。いきなりスキャットから始まる〈君去りし後〉、超アップテンポの〈トロリー・ソング〉。どれも胸のすくようなトラックばかりである」。

1. I Believe In You
2. Honeysuckle Rose
3. Moonlight On The Ganges
4. The Lady's In Love With You
5. After You've Gone
6. Garden In The Rain
7. I Can't Give You Anything But Love
8. Trolley Song
9. I'm Gonna Live Until I Die
10. Falling In Love With Love
11. Great Day
12. Nobody Else But Me

Sarah Vaughan - vocals
Benny Carter - arranger, conductor

Recorded in May - July 1963.

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