ミルト・ジャクソンのヴァイブにフランク・ウェスのフルートが絡んでくる。収録された全4曲は、この二人の作品ではない。しかしながら、3曲のタイトルにOpusが付く。それほど無理に構えた企画ではなく、Opusというキーワードでセッションが始まったのではないか。
Opusとはラテン語で「作品」とのこと。Operaと同語源らしい。では、Opusをキーワードとした発案者は?そんなことを頭の中で描きながら、ゆったりと浸れる作品Opus De Jazzである。
1. Opus De Funk
2. Opus Pocus
3. You Leave Me Breathless
4. Opus And Interlude
Milt Jackson - vibraphone
Frank Wess - tenor saxophone, flute
Hank Jones - piano
Eddie Jones - bass
Kenny Clarke - drums
Recorded on October 28, 1955 in NYC.