ザ・スパイダース / ザ・スパイダース物語

1965年5月発売の「フリ・フリ」から、70年9月発売の「エレクトリックおばあちゃん」まで全18曲。東京オリンピック翌年から大阪万博閉幕まで。グループサウンズの時代、あの時君は若かった。

1. フリ・フリ
2. ノー・ノー・ボーイ
3. サマー・ガール
4. 夕陽が泣いている
5. なんとなくなんとなく
6. 太陽の翼
7. 風が泣いている
8. いつまでもどこまでも
9. バン・バン・バン
10. あの時君は若かった
11. 真珠の涙
12. 黒ゆりの詩(うた)
13. ガラスの聖女
14. 風はいい奴
15. 涙の日曜日
16. 夜明けの二人
17. ふたりは今
18. エレクトリックおばあちゃん

田邊昭知 - リーダー、ドラムス
加藤充 - ベース
かまやつひろし - ギター、ボーカル
大野克夫 - キーボード、スチール・ギター
井上孝之 - ギター、ボーカル
堺正章 - ボーカル、タンバリン、フルート
井上順 - ボーカル、タンバリン、パーカッション

発売 1989年5月25日

ザ・ピーナッツ / 決定版! ザ・ピーナッツ

ザ・ピーナッツ(The Peanuts)、キャンディーズ(Candies)、ピンク・レディー(Pink Lady)。ふと思ったが、何故にLadiesではなかったのだろうか。

さて、ピーナッツが活躍したきっかけは、「ザ・ヒットパレード」への出演だったと思う。その期間は、1959年6月から70年3月まで。続いて61年6月から72年10月までの「シャボン玉ホリデー」。この頃がテレビの全盛期と言える。

5曲目はベートヴェンの「エリーゼのために」をアレンジ。11曲目の「大阪の女」は、まさしく演歌。13曲目の「さよならは突然に」は1972年発表、17曲目の「情熱の砂漠」は1973年発表。どちらもポップで70年代の感覚。一転して、18曲目は「ウナ・セラ・ディ東京」。1963年発表なので、自分が小学生低学年の頃。「ウナ・セラ・ディ」って何だろうと漠然と思っていた。

1. 恋のバカンス
2. 恋のフーガ
3. 恋のオフェリア
4. 若い季節
5. 情熱の花
6. 指輪のあとに
7. 可愛い花
8. ふりむかないで
9. 手編みの靴下
10. 心の窓にともし灯を
11. ローマの雨
12. 大阪の女(ひと)
13. さよならは突然に
14. 気になる噂
15. お別れですあなた
16. サンフランシスコの女(ひと)
17. 情熱の砂漠
18. ウナ・セラ・ディ東京
19. 愛のフィナーレ
20. 東京の女(ひと)

発売 1998年10月23日

岡林信康 / 金色のライオン

岡林のアルバムは、この1枚しか所有していなかった。LPの発売は1973年11月。発売とほぼ同時に買った記憶があるので、高校2年生のとき。このアルバム発表の前後から、岡林は京都府丹波地方で農村生活に入る。アルバムジャケットは、そこでの写真だと思う。それまでの岡林に対しては、なんとなく距離を置いていて、アルバムを購入する気にはならなかった。ジャケット写真とプロデューサーが松本隆ということで、このアルバムに吸い寄せられたのだろう。

安価な中古CDを見つけ、最近買い直した。1曲目の「あの娘(こ)と遠くまで」を聴いただけで、高校時代の自分を振り返ることができる。この曲の一節。

あるべき姿で 草はしげり
雨を待っている空に 背伸びする
でかけよう 遠くまで
きっと あの娘が はこんでくれるはず

1. あの娘と遠くまで
2. 君の胸で
3. まるで男のように
4. ホビット
5. ユダヤの英雄盗賊バラバ
6. 黒いカモシカ
7. 見捨てられたサラブレッド
8. どうして二人はこうなるの
9. 金色のライオン
10. 26ばんめの秋

岡林信康 - 作詞作曲、歌、ギター
松本隆 - プロデュース、ドラム
ミュージシャン - 矢野誠、鈴木慶一、後藤次利、伊藤銀次、鈴木紙、助川健

録音 1973年8月28, 29, 30日 / 発売 1973年11月21日