浅川マキ / MAKI II

アマゾンの商品説明では、「浅川マキの一周忌に合わせ、これまで手に入れることができなかった幻の名盤の誉れ高き70年代のオリジナルアルバム」とある。所有していたLPは、幻の名盤だったのだ。10年ほど前に処分してしまった…。

1. 少年
2. 眠るのがこわい
3. ジンハウス・ブルース
4. 花いちもんめ
5. ゴビンダ
6. 少年(Part II)
7. めくら花
8. 雪の海
9. 港の彼岸花
10. あたしが娼婦になったなら
11. ゴーダウン・モーゼ
12. 朝日のあたる家

浅川マキ - vocals
南里文雄 - trumpet
市原宏祐 - sax
中牟礼貞則 - guitar
成毛滋 - guitar
萩原信義 - acoustic guitar
杉浦芳博 - acoustic guitar
今田勝 - piano
寺川正興 - bass
江藤勲 - bass
モト・野村 - drums
つのだ・ひろ - drums
山木幸三郎 - arranger
吉野金次 - recording engineer & mixer

発売 1971年9月5日

浅川マキ / 浅川マキの世界

2010年1月17日にマキは他界。曲名だけ見ると懐かしさがあるが、改めて聴き直すと、当時のある種のアンダーグラウンド的なエネルギーを感じる。参加メンバーには、ジャズマンの名前が連なっている。

1. 夜が明けたら
2. ふしあわせという名の猫
3. 淋しさには名前がない
4. ちっちゃな時から
5. 前科者のクリスマス
6. 赤い橋
7. かもめ
8. 時には母のない子のように
9. 雪が降る
10. 愛さないの愛せないの
11. 十三日の金曜日のブルース
12. 山河ありき

浅川マキ - vocals
山木幸三郎 - arranger
今田勝 - piano, organ, keyboards
原田政長 - bass
市原宏祐 - flute
稲垣次郎 - flute
横内章次 - guitar
チコ菊池 - drums
吉野金次 - recording engineer & mixer

発売 1970年9月5日

はっぴいえんど / はっぴいえんど

1970年代に入り、「日本語ロック」なる言葉がささやかれ始めた。なんということはない、このアルバム『はっぴいえんど』(通称:ゆでめん)が出発点である。50年前に発売されたアルバム。その時は中学生。たしか、高校に入ってからLPを購入した記憶がある(未だに手放せないLP)。それまでは、日本のフォークやボブ・ディランを中心に聴いていたが、彼らの日本語ロックにシビレタ。

このアルバム、そして2ndアルバム『風街ろまん』をきっかけに、フォークから少しずつ離れ、ロックを一気に越えてジャズに出会うことになった。「12月の雨の日」のイントロを聴くと、一気に50年前にタイムスリップできる。

1. 春よ来い
2. かくれんぼ
3. しんしんしん
4. 飛べない空
5. 敵タナトスを想起せよ!
6. あやか市の動物園
7. 12月の雨の日
8. いらいら
9. 朝
10. はっぴいえんど
11. 続はっぴーいいえーんど

細野晴臣 - ボーカル、ベース、キーボード、ギター(作詞 track 4、作曲 tracks 3-6, 10, 11)
大滝詠一 - ボーカル、ギター、12弦ギター(作詞 track 8、作曲 tracks 1, 2, 7-9)
鈴木茂 - リードギター、チェレスタ
松本隆 - ドラムス、パーカッション(作詞 tracks 1-3, 5-7, 9-11)

発売 1970年8月5日