『ボブ・ディラン・ドキュメンタリー・シリーズVol.3』。副題『1978-1989 信仰と混迷の時代』。本編132分+映像特典8分。そんな混迷の時代でも、ディランらしい歌が生まれたのも事実。このビデオは、その時代のディランの正と負の側面を見事に捉えている。だが、それにはディランが歌ってきた歌詞を理解していないとキャッチできない。つまり、ディラン研究ビデオなのである。以下は、商品説明から(発売:2017年12月6日)。
「初来日公演を起点としたワールド・ツアー終盤の1978年暮れ、神の啓示を受けたディランはキリスト教へ改宗、自らの作品も宗教色の強いものへと変わっていった。ゴスペル三部作〈スロー・トレイン・カミング〉〈セイヴド〉〈ショット・オブ・ラヴ〉から〈オー・マーシー〉まで、これまで語られることの少なかったディラン苦悩の時代を数多くの貴重映像・音源と共に関係者が鋭く斬る」。