Red Garland / At The Prelude, Vol.1

レッド・ガーランドは1923年5月13日生まれで、84年4月23日に心臓病で死去。享年60。彼自身はジャズの変革者(イノベーター)ではなかったが、マイルスやコルトレーンなどのイノベーターを支えてきた重要なピアニストであったことは間違いない。

このアルバムが録音された59年には、マイルスがKind Of Blue、そして、コルトレーンはGiant Stepsを録音している。そんな大きなうねりの中で、ガーランドは彼らとの関わりを持ちながらも、こんなにリラックスできるライブアルバムを録音していたのだ。ボクサーの経歴を持つガーランドは、プレイヤーの立場でありながら、リスナーとしてもジャズが限りなく好きだったのだろう。カウンターを狙うのではなく、ただひたすらにボディーブローを打ち続けたピアニスト。

1. Satin Doll
2. Perdido
3. There Will Never Be Another You
4. Bye Bye Blackbird
5. Let Me See
6. Prelude Blues
7. Just Squeeze Me
8. One O'Clock Jump
9. Marie
10. Bohemian Blues
11. One O'Clock Jump [alternate take]
12. A Foggy Day
13. Mr. Wonderful

Red Garland - piano
Jimmy Rowser - bass
Charles "Specs" Wright - drums

Recorded on October 2, 1959 at The Prelude Club, NYC.

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