AIR / AIR MAIL

Henry Threadgill(ヘンリー・スレッギル)、Fred Hopkins(フレッド・ホプキンス)、Steve McCall(スティーヴ・マッコール)の3人による、管楽器、ベース、ドラムのトリオ。この編成でまず思い付くのは、ソニー・ロリンズのビレッジ・バンガードでの1957年のライブ録音。それから18年後の75年、ファーストアルバムAIR SongをリリースしたAIR。同じ編成で、全く違うジャズが生まれた。この20年近い流れの中で、ジャズは彷徨いながら変革してきた。

当時、AIRというグループ名は、とてつもなく新鮮に感じた。Theを付けないことで、あえて主張しないことを主張していると受け取った。さらに、その5年後の80年12月に本作を録音。AIR Songに比べ、インタープレイで大きく躍進したことがわかる。だが、82年1月にアルバムChicago Breakdownを録音して、グループの活動は中断、その後、メンバーが変わってNew AIRとしたが、86年リリースのアルバムAir Show No. 1を最後に解散した模様だ。

1. B.K.
2. R.B.
3. C.T., J.L.

Henry Threadgill - tenor saxophone, alto saxophone, flute, bass flute, hubkaphone
Fred Hopkins - bass
Steve McCall - drums, bells

Recorded on December 28, 1980 at Right Track Studio, NYC.

カテゴリーAAIR

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です