1963年6月と64年2月の2つのセッションから構成。ピアノトリオと3管フロントのセクステットで3曲ずつ。計6曲が交互に並べられている。アルバムのコンセプトがイマイチ分からない。トリオはスタンダード曲、セクステットはマッコイのオリジナル曲。スタンダードがToday、オリジナルがTomorrowなのか。今日は赤く燃えていて、明日のことを考えるとブルーになってしまう。ジャケットのタイトル色とマッコイの表情から、そんなことも想像できる。
この時期、マッコイはコルトレーングループに属していて、アルバムImpressionsなどを録音している。そんな中、自己表現したいという思いで作ったアルバムなのだろう。以下はCD帯からだが、まだまだマッコイ色が出ているとは言い切れない。マッコイ、25歳の録音。
「枯葉」「チュニジアの夜」等、極めつきの名曲がマッコイ色に染まる。トリオとセクステット、2種類の構成で多彩な持ち味をアピールした1枚。サン・ラ・オーケストラの看板奏者、ジョン・ギルモアらサイドメンも味わい深いプレイを展開。
1. Contemporary Focus
2. A Night In Tunisia
3. T 'N' A Blues
4. Autumn Leaves
5. Three Flowers
6. When Sunny Gets Blue
Tracks 1, 3 & 5
John Gilmore - tenor saxophone
Frank Strozier - alto saxophone
Thad Jones - trumpet
McCoy Tyner - piano
Butch Warren - bass
Elvin Jones - drums
Recorded on February 4, 1964 at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey.
Tracks 2, 4 & 6
McCoy Tyner - piano
Jimmy Garrison - bass
Albert Heath - drums
Recorded on June 4, 1963 at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey.