Lester Young / PRES and TEDDY

四谷のジャズ喫茶『いーぐる』店主・後藤雅洋氏の著書『ジャズ喫茶のオヤジはなぜ威張っているのか』を読んで購入したアルバム。どうにもこうにも、まったりしたジャズ。不協和音のモンク、フリーの概念を乗り越えたコルトレーン、エレクトリックのマイルス。いずれもジャズなのだ。このJAZZという4文字は限りなく奥が深い。以下は、同氏の著書『一生モノのジャズ名盤500』から。

「決して一本調子で吹かず、思いもかけないリズムの乗り方で聴き手を魅了したレスター・ヤング。日本語で言えば〈粋〉ということになるのだろうか。肩の力を抜いてもダラけない。情感を込めつつも、それを眺めるレスターのクールな視線。こうしたもろもろさがジャズのダンディズム。もちろん、相方のテディ・ウィルソンあってこその大人の世界だ」。

1. All Of Me
2. Prisoner Of Love
3. Louise
4. Love Me Or Leave Me
5. Taking A Chance On Love
6. Love Is Here To Stay
7. Pres Returns

Lester Young - tenor saxophone
Teddy Wilson - piano
Gene Ramey - bass
Jo Jones - drums

Recorded on January 13, 1956 in NYC.

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