加川良の中でも異色のアルバム。以下のデータを見ればよく分かる。正直に言って、購入は失敗した。ここに加川良はいるが、加川以外がたくさんいて、加川はその中に埋もれている。以下は小川真一氏によるライナーノーツからの抜粋。加川の全てのアルバムを聴きたい時がかつてあり、しっかり調べずに購入したのだった。
「本作は、75年6月に上演された、東京キッドブラザーズのフォーク・ミュージカル〈十月は黄昏の国〉のオリジナル・キャスト盤(映画でいえばオリジナル・サウンドトラック盤)として発売された。これまでの加川のアルバムとは趣が異なり、小椋佳が作詞作曲したものを加川が歌う、加川良の作品を坪田直子が歌うといったように、スペシャルな企画が用意されている」。
1. テーマ:愛は雨に
2. 失われた夏
3. グッド・モーニング
4. 眠れない夜のために
5. 海を背負えば
6. 十月は黄昏の国
7. 縦縞のシャツを着て
8. 人に生まれて
9. ホタルのうた
10. 風の別れ
11. テーマ:黄昏の珈琲
12. それでも夕焼け
発売 1975年8月10日