はっぴいえんど / 風街ろまん

このアルバムについて、いまさら何も書くことはない。1971年11月20日発売と同時に購入。いや、前もって中野のレコード店に予約を入れていたかも知れない。もう50年近く前のことなので忘れてしまった。CDは2種類所有。久しぶりにLPを取り出し、見開きジャケット内側を記念撮影。内側に書かれた松本隆の詩「風狂い」はこう始まる。

水無月の風
電車通り吹き抜けると
鬼瓦の屋根のあたりで美しい渦描く
通りにあふれる人波熱い息を吐き散らし
風のやさしい刃その頬削ぐのに忙しく
だが夢に魘された路面電車通りすぎれば
原色の街毒々しい色あい失いつつ褪めてゆき
いまはもうすっかり風色
...
...

1. 抱きしめたい
2. 空いろのくれよん
3. 風をあつめて
4. 暗闇坂むささび変化
5. はいからはくち
6. はいから・びゅーちふる
7. 夏なんです
8. 花いちもんめ
9. あしたてんきになあれ
10. 颱風
11. 春らんまん
12. 愛餓を

録音 1971年5月11日 - 9月12日

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