Art Ensemble Of Chicago / Live In Japan

もう37年前の出来事。1984年4月22日(日)。五反田簡易保険ホール。圧倒的であったことを今でも思い出せる。ジャズという音楽の懐の深さ。「混沌」を視覚的要素で、内ではなく外に向けている。いや、それは表現する「喜び」なのだろう。この時の日本公演は、山形から始まり、東京、横浜、大阪、札幌と廻って、弘前までの7回のコンサートだったようだ。幸運にも自分が足を運んだライブがアルバムになった。

自分が撮った写真を改めて見ると、舞台所狭しと楽器が並び、しかもそれらが装飾されている。メンバーの出で立ちは好き勝手。この統一感がありそうで、そうでもない様態がArt Ensemble Of Chicagoの底力だと強く感じる。この日のライブ演奏を完璧に捉えた2枚組CDを発見したが、完全に廃盤状態。いやぁ、残念。

1. Ornedaruth
2. The Waltz
3. Ol' Time Southside Street Dance
4. Zero
5. Odwalla / Theme

Lester Bowie - trumpet, bass drum
Malachi Favors Maghostut - bass, percussion instruments
Joseph Jarma - saxophones, clarinets, percussion instruments
Roscoe Mitchell - saxophones, clarinets, flute, percussion instruments
Don Moye - drums, percussion

Recorded on April 22, 1984 at Kanihoken Hall, Gotanda, Tokyo.

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