アルバムタイトルはA Night At ...である。だが、3枚のLPで18曲。一晩に18曲の演奏は考えられない。当日は昼と夜の2ステージだった。昼はドナルド・ベイリー&ピート・ラロッカ組、夜はウィルバー・ウェア&エルビン・ジョーンズ組。
事の次第はこうなる。レコード化は夜組みの演奏だけを考えていた。しかし、A Night In Tunisiaに関しては昼組みが充実していたので、この演奏を入れた。ただし、レコード・タイトルはライブの雰囲気を出すためにA Night At Village Vanguardとした。プロデューサーのアルフレッド・ライオン、そしてブルーノートの販売戦略だったのかもしれない。A Day and Night ...では確かに収まりが悪い。
1. All The Things You Are
2. Woody'n You
3. Four
4. I'll Remember April
5. Get Happy
6. Get Happy [alternate master]
Sonny Rollins - tenor saxophone
Wilbur Ware - bass
Elvin Jones - drums
Recorded on November 3, 1957 at The Village Vanguard, NYC.