吉田拓郎 / detante

このアルバムは、どうにも評価が難しい。つまり、ここでの曲は、その後にライブなどで唄われていないから。拓郎にとっては、アルバムを創るために作り上げた曲を並べたとも言える。その中に、かつての名曲「地下鉄にのって」を入れたのも意味が分からない。迷走していた拓郎の時代。

以上のことを2014年2月のブログで書いた。アルバムLIVE 2014(録音 2014年7月22日 / 東京国際フォーラム)では、2曲目の「たえなる時に」を収録。確かに、本作の中では拓郎らしい秀作である。Wikipediaには次の2項目が書かれていた。髪を切って拓郎で有り続けることの緊張をほぐしたと言うことだろうか。
・このアルバムのジャケットから髪を短くしている。
・タイトルのdetente(デタント)はフランス語で、緊張緩和という意味である。

1. 放浪の唄
2. たえなる時に
3. シリアスな夜
4. ロマンチックを送って
5. 渚にて
6. ひとりぼっちの夜空に
7. 地下鉄にのって
8. 青空
9. 男達の詩
10. 友あり
11. レールが鳴ると僕達は旅がしたくなる
12. 時には詩人のように
13. 裏窓

発売 1991年6月12日

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