デヴィッド・マレイ、オリバー・レイク、ジュリアス・ヘンフィル、ハミエット・ブルーイットの4人によるグループを的確に表現した見事なジャケット。上下左右からのサックス。バリトン、テナー、アルト、ソプラノ。それぞれのシャツと上着。中心は地球(残念ながら日本は裏側であるが…)。イタリアのレーベル「ブラック・セイント」からのリリース。
国内では、日本人ジャズ評論家のライナーノーツを付けてディスクユニオンがリリースしていた。LPを購入したのは40年ほど前。渋谷のディスクユニオンだったと思う。その頃はたまらない刺激だった。今、CDで聴き直しても、新たな発見がある。弦楽器も打楽器もなし、管楽器だけで勝負。調和と不調和の間を飛び交う不安定さによる快感。
1. Steppin'
2. Ra-Ta-Ta
3. Dream Scheme
4. P.O. In Cairo
5. Hearts
6. R&B
David Murray - tenor saxophone, bass clarinet
Julius Hemphill - alto saxophone, soprano saxophone
Oliver Lake - alto saxophone, soprano saxophone
Hamiet Bluiett - baritone saxophone, flute
Recorded in December 1978 at Ricordi Studios, Milano.