Wayne Shorter / Wayning Moments

輸入盤CDはオリジナルLPの全別テイクを収録。前半8曲がオリジナル、後半8曲が別テイクという構成。各曲が4分前後の演奏なので、ボーナストラックを満載したCDに仕上げている。ウェイン・ショーターは、1961年10月にジャズ・メッセンジャーズでアルバムMosaicを録音。その1ヶ月後、自分名義のアルバムに臨んだということになる。一曲目の「黒いオルフェ」で、ショーターのサックスが炸裂。

しかし、メッセンジャーズからフレディ・ハバードを連れて来たと言うことは、フロント1管で押し切る自信がまだなかったからだ。コルトレーンは、ビレッジ・バンガードで時を同じくして4日間のライブを敢行。ショーターはシカゴでの録音だったが、コルトレーンのライブは知っていたに違いない。メッセンジャーズに在籍しながらも、コルトレーンの動向に注視し、自らの道を切り拓こうとするショーター28歳のアルバムである。

1. Black Orpheus
2. Devil's Island
3. Moon Of Manakoora
4. Dead-End
5. Wayning Moments
6. Powder Keg
7. All Or Nothing At All
8. Callaway Went That-A-Way
9. Black Orpheus [alternate take]
10. Devil's Island [alternate take]
11. Moon Of Manakoora [alternate take]
12. Dead-End [alternate take]
13. Wayning Moments [alternate take]
14. Powder Keg [alternate take]
15. All Or Nothing At All [alternate take]
16. Callaway Went That-A-Way [alternate take]

Wayne Shorter - tenor saxophone
Freddie Hubbard - trumpet
Eddie Higgins - piano
Jymie Merritt - bass
Marshall Thompson - drums

Recorded on November 2 & 6, 1961 at Universal Recording, Chicago, IL.

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