McCoy Tyner / Song For My Lady

タイトルSong For My Ladyとジャケットの写真からは、バラード中心のアルバムかと想像してしまうが、参加メンバーが一丸となって突き進む闘志溢れる演奏である。マッコイ・タイナーはブルーノートからマイルストーンへ移籍し、1972年1月にアルバムSaharaを録音。そこから、マッコイの快進撃が始まった。

2曲目の「夜は千の眼を持つ」以外はマッコイの作品。72年9月6日と11月27日の2回のセッションで構成されたアルバム。その間の11月11日に、コルトレーンへ捧げたソロアルバムEchoes Of A Friendを東京で録音。そして、76年1月にアルバムFly With The Winを録音して頂点に達する。マッコイが70年代前半に目指していたジャズを理解するには、外せない一枚。

1. Native Song
2. The Night Has A Thousand Eyes
3. Song for My Lady
4. A Silent Tear
5. Essence

Sonny Fortune - alto saxophone, soprano saxophone, flute
McCoy Tyner - piano, percussion
Calvin Hill - bass
Alphonse Mouzon - drums
Michael White - violin (tracks 1,5)
Charles Tolliver - flugelhorn (tracks 1,5)
Mtume - congas, percussion (tracks 1,5)

Tracks 1 & 5
Recorded on September 6, 1972 at Mercury Sound Studios, NYC.

Tracks 2, 3 & 4
Recorded on November 27, 1972 at Mercury Sound Studios, NYC.

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