Larry Young / Unity

アルバムタイトルを何と訳そうか。「統一」とするとジャズらしくない。そんなことを考えながら、ジャケットを眺めていたら、Uの文字の中に赤い4つの玉。4人のミュージシャン。「一体化」という言葉が浮かんだ。オルガンジャズと言う枠の中で一体化を目指した。極めてシンプルなジャケットデザインであるが、一つの主張があったのだ。

Nat Hentoff(ナット・ヘントフ)による解説の冒頭。It's called "Unity" because, Larry points out, "although everybody on the date was very much an individualist, they were all in the same frame of mood. It was evident from the start that everything was fitting together." (ラリーはこう指摘している。「その頃、メンバー全員は完璧な個人主義者だったが、モード(ジャズ)の同じ枠の中にいた。最初から何もかもがぴったりとハマっていたんだ」。だからUnityと名付けた)。

1. Zoltan
2. Monk's Dream
3. If
4. The Moontrane
5. Softly, As In A Morning Sunrise
6. Beyond All Limits

Joe Henderson - saxophone
Woody Shaw - trumpet
Larry Young - organ
Elvin Jones - drums

Recorded on November 10, 1965 at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey.

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