congregationとは、信徒とか集会の意味。宗教的な用語らしい。だからと言って、演奏が何か宗教染みた内容になっている訳ではない。ジョニー・グリフィンは、自己を解き放つような演奏に徹している。ジャケットのイラストが、そんな雰囲気を醸し出している
グリフィンを支えているのが、ソニー・クラークのピアノ。グリフィンのディスコグラフィーによると、この二人の共演は本作のみ。そして、ポール・チェンバースのアルコが随所に見られ、1950年代後半のジャズを浮き上がらせる。
1. The Congregation
2. Latin Quarter
3. I'm Glad There Is You
4. Main Spring
5. It's You Or No One
6. I Remember You
Johnny Griffin - tenor saxophone
Sonny Clark - piano
Paul Chambers - bass
Kenny Dennis - drums
Recorded on October 23, 1957 at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, New Jersey.