Jimmy Smith / House Party

アルバムタイトルのように、1曲毎にメンバーが変わり、ホスト役のジミー・スミスによってパーティが進行していくようだが、実際には1957年8月と58年2月の2回のセッションをまとめたアルバム。1曲を除いてフロントが3管。ギターは全4曲に入っている。曲の構成がしっかりしているため、賑やかなパーティという雰囲気がしない。真面目すぎる印象。スタジオ録音であるが、観客を入れるような工夫をすれば、もっと楽しいセッションになったのではないだろうか。

CD帯から。「BNオールスターズによる最強のジャムセッション・アルバム。アート・ブレイキー、リー・モーガン、ルー・ドナルドソンらがグルーヴィーなオルガンに乗って熱演を展開」。しかし、ブレイキーは1曲、ドラルドソンは2曲のみの参加なのである。そして、2回のセッションの残りのテイクはアルバムThe Sermon!に収録されているのだ。演奏内容は決して悪くないが、House Partyというタイトルが、不必要なイメージを与えてしまったアルバムと言える。

1. Au Privave
2. Lover Man
3. Just Friends
4. Blues After All

Track 1
Tina Brooks - tenor saxophone
Lou Donaldson - alto saxophone
Lee Morgan - trumpet
Kenny Burrell - guitar
Jimmy Smith - organ
Art Blakey - drums
Recorded on February 25, 1958 at Manhattan Towers, NYC.

Track 2
Lou Donaldson - alto saxophone
Eddie McFadden - guitar
Jimmy Smith - organ
Donald Bailey - drums
Recorded on February 25, 1958 at Manhattan Towers, NYC.

Tracks 3
George Coleman - alto saxophone
Lee Morgan - trumpet
Curtis Fuller - trombone
Eddie McFadden - guitar
Jimmy Smith - organ
Donald Bailey - drums
Recorded on August 25, 1957 at Manhattan Towers, NYC.

Track 4
George Coleman - alto saxophone
Lee Morgan - trumpet
Curtis Fuller - trombone
Kenny Burrell - guitar
Jimmy Smith - organ
Donald Bailey - drums
Recorded on August 25, 1957 at Manhattan Towers, NYC.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です