ジャズ評論家Bob Blumenthal(ボブ・ブルーメンソール)の英文ライナーノーツによると、1956年8月4日のライブ演奏は、午後2回と夜3回のセットが組まれ、Vol.1とVol.2に分散されてリリース。Vol.2の3曲目Get Happyは夜の最終セット、残り3曲は午後のセットから抜粋し収録したようだ。全体的な演奏順序としては、Vol.2の次にVol.1ということになる。
Vol.2の注目すべきは、1曲目のCaravanだろう。ここでは、ジミー・スミスのオルガンよりThornel Schwartz(ソーネル・シュワルツ)のギターに重点が置かれている。オルガン、ギター、ドラムの構成による魅力を最大限に引き出している。
1. Caravan
2. Love Is A Many Splendored Thing
3. Get Happy
4. It's All Right With Me
Jimmy Smith - organ
Thornel Schwartz - guitar
Donald Bailey - drums
Recorded on August 4, 1956 at Club Baby Grand in Wilmington, Delaware.