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大塚まさじの、あの「ねっとり感」はここにはない。彼は、いつ、何をきっかけにしてねっとりした歌い方になったんだろう。フォークとは、言わば着飾らない音楽である。大塚がどの時点で変貌したのか知らないが、このアルバムでのディランⅡは、とてもストレートに響いてくる。
1. ガムをかんで
2. 子供達の朝
3. 茶色い帽子
4. 時は過ぎて
5. 君住む街
6. プカプカ
7. 淋しがりや
8. その気になれば
9. 悲しみのセールスマン
10. こんな月夜には
11. サーカスにはピエロが
大塚まさじ - vocal, guitar
永井よう - guitar, vocal
末永博嗣 - harmonica
長田和承 - guitar
録音 1974年11月21-27日 / 東京・池袋シアター・グリーンの解散コンサート
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