Count Basie / The Kansas City 7

カウント・ベイシー楽団からのピック・アップ・コンボ「カンサス・シティ・セブン」。この響きだけで、気持ちはスイングする。ベイシーと、ベイシーが選びに選んだ「七人の侍」によるスイング・ジャズ。録音は1962年3月21日と22日。初日のフランク・ウェスから、二日目はフランク・フォスターへ交替し、合計では8人。この時期、すでにコルトレーンは自己を確立し、エリック・ドルフィーも第一線で活動していた。ジャズが大きくうねり始めていたころ。

ベイシーは「でもね、ジャズのキホンはスイングだよね」と、主張したかったのだろう。レーベル・インパルスが、コルトレーンを主軸に置きながらも、ベイシーを後押しして、このアルバムをリリース。インパルスはジャズを大きく捉えていたと感心してしまう。

1. Oh, Lady, Be Good
2. Secrets
3. I Want A Little Girl
4. Shoe Shine Boy
5. Count's Place
6. Senator Whitehead
7. Tally-Ho, Mr. Basie!
8. What'cha Talkin'?

Thad Jones - trumpet
Eric Dixon - tenor saxophone, flute, clarinet
Frank Foster - tenor saxophone, clarinet (tracks 1,3-5,7)
Frank Wess - flute, alto flute (tracks 2,6,8)
Freddie Greene - guitar
Count Basie - piano, organ
Eddie Jones - bass
Sonny Payne - drums

Recorded on March 21 (tracks 2, 6 & 8) & 22 (tracks 1, 3-5 & 7), 1962 at Rudy Van Gelder Studio in Englewood Cliffs, New Jersey.

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