Frank Wess / Wheelin' & Dealin'

プレスティッジ・オールスターズによるアルバム。何らかのコンセプトがある訳ではなく、看板プレイヤーを集めてのセッション。このアルバムではフロントが3管。フランク・ウェス、ジョン・コルトレーン、ポール・クイニシェット。ジャケットにはフランク・ウェスが最初に記載されているので、LPを発売した時点で名義はウェスである。ジャケット裏もウェス、コルトレーン、クイニシェットの順だった。別テイク2曲が追加となったCDを購入したところ、ジャケット表は当然ながら従来通りであるが、裏はコルトレーンが先頭。まぁ、これも当然ではある。

コルトレーンは、1957年9月15日にアルバムBlue Trainを録音。その5日後に、このセッションに参加。リーダーアルバムを録り終えて、気を楽にして参加したのだろう。なので、トレーンらしさは、ここではあまり感じられない。トレーンを聴くと言うより、マル・ウォルドロンのピアノを楽しむアルバムとも言える。

1. Things Ain't What They Used To Be
2. Wheelin' [take 2]
3. Wheelin' [take 1]
4. Robbins' Nest
5. Dealin' [take 2]
6. Dealin' [take 1]

Frank Wess - tenor saxophone, flute
John Coltrane - tenor saxophone
Paul Quinichette - tenor saxophone
Mal Waldron - piano
Doug Watkins - bass
Art Taylor - drums

Recorded on September 20, 1957 at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, New Jersey.

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