Count Basie / April In Paris

ビッグバンドは、正直あまり聴かない。ただ、ときどき聴きたくなるのは、カウント・ベイシー。そして、ベイシーと言えば、一関のジャズ喫茶『ベイシー』。憧れの『ベイシー』に初めて行ったのは2005年夏。青春18きっぷで一関を目指し、予約していたビジネスホテルに荷物を降ろして、夜の8時頃に着いたが閉店。しかし、ドアが開いていたので中に入ると、あの菅原昭二氏が。

「悪いねぇ。今日はもう閉店なんだよ。原稿の締め切りが間近で」
「横浜から来たんですけど、ビールだけでも飲ませもらえませんか?」
「じゃあ、入りなよ」

『ベイシー』に菅原氏と二人だけ。極上のオーディオでジャズを聴きながら、缶ビール2本。その後、東北一周の旅を続け、最後に辿り着いたのは仙台の老舗ジャズ喫茶『カウント』。

10年前の2010年11月21日、ブログに上記のように書いた。その後、『ベイシー』を再度訪れたが、店員が権威的な感じの対応。タイトル曲April In Parisでのカウント・ベイシーによる掛け声One More Time!が有名だが、『ベイシー』へは二度と行かないだろう。

1. April In Paris
2. Corner Pocket
3. Didn't You
4. Sweetie Cakes
5. Magic
6. Shiny Stockings
7. What Am I Here For
8. Midgets
9. Mambo Inn
10. Dinner With Friends

Wendell Cully, Reunald Jones, Thad Jones, Joe Newman, Quincy Jones - trumpet
Henry Coker, Bill Hughes, Benny Powell - trombone
Marshall Royal - alto saxophone, clarinet
Bill Graham - alto saxophone
Frank Wess - tenor saxophone, flute
Frank Foster - tenor saxophone
Charlie Fowlkes - baritone saxophone
Freddie Green - guitar
Count Basie - piano
Eddie Jones - bass
Sonny Payne - drums

Recorded on July 26 & 27, 1955 and January 4 & 5, 1956 at Fine Sound, NYC.

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