ミンガスのディスコグラフィーによると、1955年12月23日のカフェ・ボヘミアでのライブ演奏は、本アルバム、Chazz!、The Charles Mingus Quintet + Max Roachの3枚に分かれている。だが、Chazz!は完全な廃盤状態で、The Charles ...に吸収された形になっていることが分かった。これまでChazz!を探し続けてきたが、方針を変えてThe Charlesを探し出し、さっそく注文。
本アルバムのLP裏面には、マル・ウォルドロンによる全曲の解説が掲載されていて、THIS IS A Jazz Workshop album!と始まる。そして、マックス・ローチとミンガスのデュオによる3曲目のPercussion Discussionについては、This is, in my estimation, the best track on the date.(この日の最高のトラックである)と絶賛。しかしながら、ミンガスはあとからセロを重ね合わせたようだ。それを含めたウォルドロンの評価なのかは不明。いずれにしても、自分が生まれるほぼ一年前に、冬のニューヨークで熱いライブがあったことは事実だ。
1. Jump Monk
2. Serenade In Blue
3. Percussion Discussion
4. Work Song
5. Septemberly
6. All The Things You C#
7. Jump Monk [alternate take]
8. All The Things You C# [alternate take]
George Barrow - tenor saxophone
Eddie Bert - trombone
Mal Waldron - piano
Charles Mingus - bass (all tracks), cello (track 3)
Willie Jones - drums (except track 3)
Max Roach - drums (track 3)
Recorded on December 23, 1955 at The Cafe Bohemia, Greenwich Village, NYC.