Cecil Taylor / Indent

1978年1月27日付けの悠雅彦氏のライナーノーツから抜粋。「ここでのセシル・テイラーは鬼気迫る演奏を展開しており、その緻密にして大胆な音の展開によって、AB両面を通しての全体をひとつの巨大なフォルムと化してしまうほど、見事に構造化された演奏作品をつくりあげている。ピアノのテクニックからいっても驚くほどの完璧性を備えた運指やペダル・ワークが、率直にいって驚くべきことと言わねばならない。それは比類ないヴァーチュオシティーを示唆してあまりあり、創造の地平に輝くこの作品に対して、“まさに圧倒的な精神”としかぼくには言いようがない」。

この悠氏の文章だけで十分。これ以上、書くことはできない。LPでは2曲目のIndent: Second LayerがPart One(A面)とPart Two(B面)に分断されていたが、CDでは当然ながら結合された。それによって、悠氏の言う「巨大なフォルム」がさらに巨大化され、Indent(ギザギザ)が鋭角になった。

1. Indent: First Layer
2. Indent: Second Layer
3. Indent: Third Layer

Cecil Taylor - piano

Recorded on March 11, 1973 at Antioch College, Ohio.

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