Cecil Taylor / Jazz Advance

テイラーのデビューアルバム。幻のレーベルTransition Recordsからリリースされた。その後、Blue Noteから再販。録音当時、テイラーは27歳。Steve LacyとDennis Charlesが22才。Buell Neidlingerは19才か20才。モンクの作品Bemsha Swingでスタート。後半にはピアノソロでYou'd Be So Nice To Come Homeを配置。数あるYou'd Be So ...の演奏の中でも最左翼に位置するだろう。この1曲だけでも十分に価値のあるアルバム。

演奏全体は荒削りではあるものの、怖くなるぐらいのポテンシャルを感じる。若さと音楽のエネルギー。感電するぐらいだ。CD化でSweet And Lovelyがラストに加わった。なお、録音日は1955年12月10日と56年9月14日の2つのデータが存在する。

1. Bemsha Swing
2. Charge 'Em Blues
3. Azure
4. Song
5. You'd Be So Nice To Come Home
6. Rick Kick Shaw
7. Sweet And Lovely

Steve Lacy - soprano saxophone
Cecil Taylor - piano
Buell Neidlinger - bass
Dennis Charles - drums

Recorded on December 10, 1955 (or September 14, 1956) in Boston, MA.

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