CD帯から。「ハッシャ・バイの名演で知られるジョニー・グリフィン1980年代の代表作! 1989年にコペンハーゲンで行なったライブを収めた作品で、いつも以上にダイナミックなブロウで沸かせるグリフィンと、熱いケニー・ドリューのピアノが最高!」。特に異論はないが、代表作にもかかわらず、グリフィンのディスコグラフィーに本作が載っていない理由を教えて欲しい。
所有するグリフィンのアルバムでハッシャ・バイが収録されているのは、本作以外にThe Kerry Dancers (1961年12月録音)とThe Man I Love(67年3月)。前者はピアノがバリー・ハリスでスタジオ録音の4分56秒、後者はピアノがドリューでコペンハーゲンでのライブ録音の9分26秒。本作は13分24秒の熱演。演奏時間が長ければよい訳ではないが、イントロにアレンジを施すなどして、グリフィンとドリューの気合が伝わってくる。
1. Just Friends
2. If I Should Lose You
3. Hush-A-Bye
4. Slukefter Blues
5. Isfahan
6. Rhythm-A-Ning
Johnny Griffin - tenor saxophone
Kenny Drew - piano
Jens Melgaard - bass
Ole Streenberg - drums
Recorded on July 15, 1989 at Jazzhus Slukefter, Tivoli, Copenhagen, Denmark.