秋吉敏子 / The TOSHIKO Trio

正確な録音データが残っていないが、1956年の録音であることは間違いない。自分は56年12月生まれなので、そのほんの少し前のことだったのだろう。以下は、本作の商品説明を若干改変。付け加えるとすれば、ラスト曲Softly, As In A Morning Sunriseのアレンジが斬新。65年前に凄いジャズをやっていた証拠だ。

「秋吉敏子の名を世界に広めた歴史的名盤、そして日本人として初めて〈ジャズの殿堂〉入りを果たした秋吉敏子の音楽生活の原点となる代表作。バド・パウエルを彷彿とさせる完成度の高い作品で、彼女のオリジナル6曲、そして〈蘇州の夜〉のソロピアノも収録されている。メンバーは、当時まだ無名だったベーシストのポール・チェンバース、ドラムにエド・シグペンというジャズ界のホープたちを牽引していく若き日の秋吉敏子の才能に世界中が驚いた。2006年にはジャズ界最高の名誉“アメリカン・ジャズ・マスター賞”を受賞」。端的によくまとめた文章だ。

1. Between Me And Myself
2. It Could Happen To You
3. 郷愁 (Nostalgia)
4.Homework
5. Manhattan Address
6. Sunday Afternoon
7. Blues For Toshiko
8. 蘇州の夜
9. Softly, As In A Morning Sunrise

秋吉敏子 / Toshiko Akiyoshi - piano
Paul Chambers - bass (except track 8)
Edmund Thigpen - drums (except track 8)

Recorded in 1956.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です