チコ本田 / Eighty Naked Soul

2019年7月27日、町田Nica'sでチコ本田のライブを聴いたとき、チコさんから直接購入。本人が持参するアルバムに悪いはずはないというのが、自分の基本的なスタンス。生演奏を聴く、そのミュージシャンのアルバムをその場で購入、迷惑でなければサインをいただく。結果、生演奏が自分の心にしっかり焼き付く。

このアルバムは3曲しか収められておらず、録音データも不明確。ネットで調べたところ、18年11月から本アルバムのリリースを記念したライブツアー開始という情報を得たので、録音はアバウトに18年秋なのだろう。で、Nica'sでのライブでは一番前の席に座り、演奏の邪魔にならないように写真を撮らしてもらった。ライブが終わり、チコさんから自分の指先が気に入っているので、写真を撮ってとリクエストを受けた。アマチュアのカメラマンが、プロのミュージシャンから撮影の依頼。これもアルバムを購入したことの縁。近いうちにプリントアウトするつもりだが、どうやって手渡しするか。まぁ、チコさんのライブを追いかけるしかない。ちょっとした目標ができた。

1. Nobody Knows You When You're Down & Out
2. And It's Supposed To Be Love
3. Many Rivers To Cross

チコ本田 - vocal
高瀬順 - piano
和泉聡志 - guitar

Recorded in Fall 2018 at Sheisho Studio.

チコ本田 / Live At Aketa's

2019年7月27日、町田Nica'sでチコ本田のライブを初めて聴いた。2種類のCDを持ち込んでくれて、迷わず2枚とも演奏前に購入。サインもいただいた。ライブは、一番前の席だったので、彼女との距離はわずか1メートル。自分だけに歌いかけ、声かけられているような気になってしまった。

このアルバムは西荻窪のアケタの店でのライブ。2013年2月、3月、4月の3つのライブから15曲を収録している。ジャズにこだわることなく、様々なジャンルの曲で構成され充実の71分。It's Not The Spot Light、Sunny、What A Wonderful Worldと続き、Imagineで幕を閉じる。憎い構成なのだ。

1. I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter
2. Wild Is The Wind
3. This Can't Be Love
4. It's Not The Spot Light
5. Tenderly
6. Lovesick Blues
7. You Are So Beautiful
8. Sunny
9. Travellin' Light
10. What A Little Moonlight Can Do
11. What A Wonderful World
12. Tennessee Waltz
13. Fools Rush In
14. A Song For You
15. Imagine

チコ本田 - vocal
吉田桂一 - piano
荒巻茂生 - bass
スティーブ・ジャクソン - drums

Recorded on February 1 (tracks 4, 7 & 8), March 27 (tracks 1-3, 5, 6, 12, 14 & 15), April 13 (tracks 9, 10, 11 & 13), 2013 at Aketa-no-Mise, Nishiogikubo, Tokyo.

坂田明 / 貝殻節

3年続けて都立大泉高校時代の仲間と楽しんできた11月第3週の足利ココファームの収穫祭。できたてのワインを飲むのはもちろん、それ以上に、自分にとっては坂田明の生演奏を聴く事が極上の楽しみだった。残念ながら、今年はオンライン形式での開催。収録済みの演奏をネットで流すらしい。開催側も参加者も我慢の2020年である。

秋深まるこの季節になると、自然と坂田の演奏が聴きたくなるようになった。棚から取り出したのは、坂田が2003年12月27日に町田のお寺で演奏した時、直接購入したアルバム。演奏の後、坂田と一緒に飲んだ。ツーショットを撮っておけば良かったと今でも後悔している。70年代初め、五つの赤い風船のアルバム「おとぎばなし」で鳥取民謡の「貝殻節」を知った。この民謡を坂田は見事にジャズの素材にしてしまったのだ。

1. Kaigara-Bush - remix
2. Kaigara-Bush - original

Akira Sakata - vocals, alto saxophone, synthesizer
Bill Laswell - electric bass, synthesizer bass
Pete Cosey - electric guitar
Hamid Drake - drums, conga

Recorded on October 17 & 18, 2000.