「幻のサックス奏者 ジュゼッピ・ローガン 喪失の40年」という記事は、ジャーナル購入時には読み流していたと思う。何のきっかけだったか忘れてしまったが、ローガンのことを知り、そしてジャーナルのこの記事を読んで、3枚のアルバムを購入した。完全には聴き込んでいないが、何となく自分の肌に合う。フニャフニャのサックスなんだけれど。
スイングジャーナル 2009年8月号
帰ってきた大西順子。2009年7月に11年ぶりのアルバムを発表。翌10年2月にも次のアルバムを発表したにもかかわらず、6年近く新作は出ていない。なんだか、ムラがあるなぁ。この表紙の写真も、目が虚ろな感じだ。
特集「名盤のウラに記された真実 第8回」はビリー・ホリディ。ビリーのアルバムは2枚所有するが、その本質までは理解できていない。ジャズ・ボーカルは、他のジャンルに比べて言語の壁が高くそびえる。特にビリーの唄は、詩を少しでも理解しないと彼女に近づけない気がする。
スイングジャーナル 2009年7月号
名盤のウラに記された真実「キース・ジャレット」。そのトップがサムホエア・ビフォー。
つまり、キースにとって名盤と言えばサムホエア・ビフォーな訳である。同感。解説を担当している小川隆夫氏とは波長が合う。彼によれば、「このアルバムはキースにとっての出世作となっただけでなく、広くその存在を知らしめる出発点のひとつでもあった」。全く同感!