スイングジャーナル 2009年12月号

連載記事「名盤のウラに記された真実」の第12回では、オスカー・ピーターソンが取り上げられた。この2年前の別の連載記事でもオスカー・ピーターソンだった。たまたま取り出したジャーナルではあるものの、月刊誌であるスイングジャーナルが、過去を振り返る連載記事を書いて紙面を埋めざるを得ない状況になってきたのは明らか。

つまり、ジャズの衰退はもう止めようがなかった。いや、それはジャズという音楽ではなく、雑誌というメディアであったとも言える。情報発信は、雑誌メディアからインターネットへと確実に軸足を移した。この号から1年を待たずに、ジャーナルは休刊となってしまったのである。

スイングジャーナル 2009年11月号

さて、ジャーナル2009年11月号が発刊されたときは、何をやっていたのだろうか。米作りは軌道に乗っていたけど、仕事はかなりきつかかった。前者はまだまだこれからだけども、後者はもうどうでもいい話だ。あと何年かすれば、日本中の〇〇電気は消えてなくなるだろう。

スイングジャーナル 2009年10月号

セロニアス・モンクの研究記事。モンクの音楽に対していくら言葉を並べても仕方がない。それこそ無駄足である。「聴くしかない!」の一行で終わり。では、どのアルバムから。どのアルバムでもよし。セブンスターでもいいし、キャスターでも構わない。ましてや、ホープやハイライトでもいいのだ。