John Coltrane / Interstellar Space

邦題『惑星空間』。タイトルに合わせて曲名も惑星(火星、金星、木星、土星)の名称にしている。CD化でLeoとJupiter Variationの2曲が追加され、惑星の間に入り込んだ。コルトレーンとラシッド・アリの一騎打ち。死を迎える5か月前の録音。彼は何を目指していたのだろう?

ジャズという音楽は、ある意味で酷である。前進しなければ受け入れてもらえない。フォークやロックは、その時代をいかに反映するかが勝負になるのだろうが、ジャズはミュージシャンとしての進化が問われてしまう。ところが、コルトレーンは時代や聴き手の存在を意識せず(いや、意識はしていたのかもしれないが、決して迎合せず)、自らの音楽を追及していった。そして、40歳にして生命を閉じる。

1. Mars - fourth from the Sun; battlefield of the cosmic giants
2. Leo
3. Venus - second from the Sun; love
4. Jupiter Variation
5. Jupiter - fifth from the Sun; supreme wisdom
6. Saturn - sixth from the Sun; joy

John Coltrane - tenor saxophone, bells
Rashied Ali - drums

Recorded on February 22, 1967 at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey.

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