Michel Petrucciani / Promenade With Duke

デューク・エリントンに捧げたミッシェル・ペトルチアーニのソロアルバム。ブルーノートからのリリースにもかかわらず、正確な録音日が記載されていない。ということは、録り直しが何度もあったのかと勘ぐってしまうのだ。それはそれとして、名演であることは間違いなし。しかしながら、Take The "A" Trainは2分50秒、C-Jam Bluesは1分53秒とあっさりと終わってしまう。9曲収録のアルバム全体は47分50秒。LPとCDでのリリースならば納得するが、CDだけのようなので、もっと聴かせて欲しかった。

Amazonレビューからの抜粋。「ペトルチアーニの並外れた演奏力がまんべんなく発揮され、リズムを打つ左手と踊るような右手が、バラードと言えるほど濃密な和音を求めて駆け巡る。ペトルチアーニの音楽には奥深いスイング感と攻撃的な迫力もあるが、このアルバムを他から際立たせているのは、堂々と奏でられているフランス風ロマンティシズムである」。自分には「フランス風」とは、どういう意味合いなのかを理解できないが、密度が濃いソロであることは間違いなし。演奏時間ではなく、密度で勝負したアルバム。

1. Caravan
2. Lush Life
3. Take The "A" Train
4. African Flower
5. In A Sentimental Mood
6. Hidden Joy
7. One Night In The Hotel
8. Satin Doll
9. C-Jam Blues

Michel Petrucciani - piano

Recorded in 1993 at Power Station, NYC.
Release on April 6, 1993.

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