Sonny Rollins / With The Modern Jazz Quartet

MJQとのセッションによるアルバムだが、それは全13曲中の4曲のみ。ジャケット右端にArt BlakeyとKenny Drewの名前が記載されているように、彼らとのセッション8曲が含まれている。残りの1曲は、なぜかマイルスがピアノで参加。1953年10月、ロリンズはMJQと録音したが、アルバム化するには曲数が不足。つまり、その時点でのアルバム制作は想定されていなくて、遡る51年1月と12月の2つのセッションの録音を探し出し、アルバムの目途が立ったと思われる。

ということは、当時はアート・ブレイキーやマイルスよりもMJQの名声が高かったということである。今更ながらではあるし、ブログで何度も書いてきたように、ロリンズは自身初のリーダーアルバムからすでにロリンズだったことを示すアルバム。なので、タイトルWith The Modern ... は間違いではないものの、きっぱりとRollinsにすべきだったと思うのだが。

1. The Stopper
2. Almost Like Being In Love
3. No Moe
4. In A Sentimental Mood
5. Scoops
6. With A Song in My Heart
7. Newk's Fadeaway
8. Time On My Hands
9. This Love Of Mine
10. Shadrack
11. On A Slow Boat To China
12. Mambo Bounce
13. I Know

Tracks 1 - 4
Sonny Rollins - tenor saxophone
Milt Jackson - vibraphone
John Lewis - piano
Percy Heath - bass
Kenny Clarke - drums
Recorded on October 7, 1953 at Apex Studios, NYC.

Tracks 5 - 12
Sonny Rollins - tenor saxophone
Kenny Drew - piano
Percy Heath - bass
Art Blakey - drums
Recorded on December 17, 1951 at Apex Studios, NYC.

Track 13
Sonny Rollins - tenor saxophone
Miles Davis - piano
Percy Heath - bass
Roy Haynes - drums
Recorded on January 17, 1951 at Apex Studios, NYC.

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