拓郎の旅のエッセイが同梱されている。どこまでが事実なのかは分からないが、50歳を前にした彼の心境が書かれていて、ちょっとおもしろい。だが、ハワイをコンセプトにしたアルバムなのに、なぜに「イメージの詩」を入れたのかは理解不能。以下は商品説明。
「〈みんな大好き〉に続く武部聡志、吉田建プロデュースによるアルバム。忌野清志郎、鈴木慶一、トータス松本他が書き下ろした楽曲を収録」。これに追記するならば、拓郎による作詞作曲は「イメージの詩」のみで、作詞だけが「僕達のラプソディ」と「Not too late」。シンガーソングライターとは、もう呼べなくなった拓郎をさらけ出してしまったアルバム。
1. Hawaiian Sunrise Sunse
2. イメージの詩
3. 僕たちのラプソディ
4. Pillow
5. 例えば犬の気持ちで
6. 僕の人生の今は何章目ぐらいだろう
7. Not too late
8. ハピネス
9. こころのボーナス
10. 全部だきしめて ~tropical~
11. Banyan Beach Bar (instrumental)
発売 1998年10月31日