ビレッジ・バンガードでのウッディ・ショウのライブ演奏。時代は1970年後半を迎え、4ビートジャズが見直されてきた頃。そのきっかけになったのは、1976年6月29日、ニューポート・ジャズ・フェスティバルで「ハービー・ハンコックの追想」というプログラムが組まれ、アルバムV.S.O.P.がリリースされたこと。その2年後、ここでも熱いジャズが繰り広げられた。
新たな息吹を感じさせるアルバム。残念なのは、ショウにとっての定番曲がないこと。アルバムの最初の3曲はショウの作品であるが、印象に残る曲とは言えない。熱いけれど完全燃焼しないアルバム。そして、手抜きとは言わないものの安易なジャケット。
1. Stepping Stone
2. In A Capricornian Way
3. Seventh Avenue
4. All Things Being Equal Are Not
5. Escape Velocity
6. Blues For Ball
7. Theme For Maxine
Woody Shaw - cornet, flugelhorn
Carter Jefferson - tenor saxophone, soprano saxophone
Onaje Allan Gumbs - piano
Clint Houston - bass
Victor Lewis - drums
Recorded on August 5 & 6, 1978 at The Village Vanguard, NYC.