Sonny Stitt / The Pen Of Quincy Jones

以下は、ライナーノーツでの岡崎正道氏による本アルバム紹介からの抜粋。ずばりその通り。しかし、残念なのは全8曲構成ながら、34分38秒で終わってしまうこと。錚々たるメンバーを集めての録音だったのに、30分余では物足りなさが残ってしまう。

「モダン・アルトサックスのお手本のような、閃きにあふれた良く歌うフレージング。なめらかなトーン。均整のとれたアドリブ構築。そんなスティットのバックを、クインシー・ジョーンズの手になるオーケストラが、美しく彩ってゆく。その好アレンジによって、艶やかなスティットのプレイが、いっそうくっきりと浮き彫りになる。まさにソニー・スティットというミュージシャンがもっている素晴らしい個性を最高に楽しむことができるのが、これらの演奏の数々なのだ」。

1. My Funny Valentine
2. Sonny's Bunny
3. Come Rain Or Come Shine
4. Love Walked In
5. If You Could See Me Now
6. Quince
7. Stardust
8. Lover

Sonny Stitt - alto saxophone
Seldon Powell - tenor saxophone
Anthony Ortega - flute, alto saxophone
Cecil Payne - baritone saxophone
Thad Jones, Jimmy Nottingham, Ernie Royal, Joe Newman - trumpet
J.J. Johnson, Jimmy Cleveland - trombone
Freddie Green - guitar
Hank Jones - piano
Oscar Pettiford - bass
Jo Jones - drums
Quincy Jones - arranger, conductor

Recorded on September 30 and October 17, 1955 in NYC.

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