Kenny Garrett / Triology

サックス、ベース、ドラムによるトリオ。同じ編成では、ソニー・ロリンズ、ジョー・ヘンダーソンのライブ演奏が有名。どちらも、ビレッジ・バンガードでのライブ。ケニー・ギャレットは、ブックレットにThis recording is dedicated to the living legends of the Tenor Saxophone: Sonny Rollins & Joe Henderson.(このアルバムを二人の先輩に捧げる)と書いているそうだ。

これは、尊敬の気持ちだけでなく、自信があったからだろう。その結果が見事に出ている。二人に迫った、いや超えているとも言える。残念なのは、録音日が1994年とまでしかなく、明確にしていないこと。それ以上に、このトリオでのライブ録音が残っていないことだ。なぜに、先輩二人に負けないような白熱のライブに挑戦しなかったのだろうか。

1. Delfeayo's Dilemma
2. Night And Day
3. Giant Steps
4. A Time For Love
5. Wayne's Thang
6. Pressing The Issue
7. Koranne Said
8. Oriental Towaway Zone
9. In Your Own Sweet Way
10. What Is This Thing Called Love?

Kenny Garrett - alto saxophone
Kiyoshi Kitagawa / 北川潔 - bass (tracks 1,3,5,6,8-10)
Charnett Moffett - bass (tracks 2,4,7)
Brian Blade - drums

Recorded in 1994 at The Power Station, NYC.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です