本田竹曠 / Salaam Salaam

CD帯から。『強靭なタッチとブルージーなフィーリングを持つピアニストが、米国のリズム隊と組んだ渾身のトリオ・ミュージック。圧倒的な破壊力を持つ「マイナーズ・オンリー」、“平和”を意味するスワヒリ語のタイトル曲など、魅力的なオリジナルが並ぶ』。ここでのリズム隊とは、ベースのJuini Booth(ジュニ・ブース)とドラムのEric Gravatt(エリック・グラヴァット)のこと。

原田和典氏の2014年12月付けライナーノーツによると、このリズム隊が菊池雅章の帰国ツアーに参加して全国縦断している間を縫って、1974年6月16日に本作の録音が企画されたとのこと。そして、「もう少し練習を積んでからやりたかった」と本田が語ったとある。確かに3人は全力投球なのだが、緊張感のある駆け引きに少し物足りなさを感じる。ちなみに、菊池のアルバムEast Windは、日野晧正、峰厚介、ブース、グラヴァットのメンバーで7月3日に録音されている。

1. Minors Only
2. Natural Tranquility
3. Salaam Salaam

本田竹曠 - piano
Juini Booth - bass
Eric Gravatt - drums

Recorded on June 16, 1974 at Victor Studio, Tokyo.

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