貴重な音源が2008年に発売された。しかしながら、演奏内容としては凡庸。ニューポート・ジャズ・フェスティバルでのライブ演奏ながら、盛り上がりに今一つ欠ける。
ドラマーのルイス・ヘイズは、ホレス・シルバーのアルバムに参加してきたが、ほとんど初顔合わせの5人だったのではないだろうか。互いのクセも分からず舞台に立ってしまった。そんな気がする。観客の反応は悪くないが、拍手喝采という程ではない。だからこそ、音源が眠っていたとも言えるのだ。
1. Introduction by Willis Conover
2. Tippin'
3. The Outlaw
4. Señor Blues
5. Cool Eyes
Junior Cook - tenor saxophone
Louis Smith - trumpet
Horace Silver - piano
Gene Taylor - bass
Louis Hayes - drums
Recorded on July 6, 1958 at The Newport Jazz Festival.