1976年6月29日、ニューポート・ジャズ・フェスティバルでRetrospective of the Music of Herbie Hancock(ハービー・ハンコックの追想)というプログラムが組まれた。そして、そのライブがV.S.O.P. = Very Special Onetime Performanceというタイトルでアルバム化された。だが、1回だけでは終わらず、V.S.O.P.はある種のプロジェクト名となり、3年間続くことになった。
本作は、77年の全米ツアーからのライブ演奏。一発勝負のライブに賭ける彼等5人は、常に最高のパフォーマンスを演じた。「怒涛」とか「疾走」という言葉が似あう。最終的には、4枚のライブアルバムと1枚のスタジオアルバムを残し70年代後半を駆け抜けた。自分自身も79年7月の田園コロシアムでのライブに行き、学生生活に終止符を打った。
1. One Of A Kind
2. Third Plane
3. Jessica
4. Lawra
5. Introduction Of Players - Darts
6. Dolores
7. Little Waltz
8. Byrdlike
Wayne Shorter - soprano saxophone, tenor saxophone
Freddie Hubbard - flugelhorn, trumpet
Herbie Hancock - keyboards, piano, synthesizer
Ron Carter - bass
Tony Williams - drums
Recorded on July 16, 1977 at The Greek Theatre, University of California, Berkeley.
Recorded on July 18, 1977 at The San Diego Civic Theatre.