かつて、パシフィコ横浜での展示会へ行った帰りによく通っていたのが、野毛のジャズ喫茶『ちぐさ』。5年前の2016年6月10日。画像センシング展を見てから『ちぐさ』に行った。その時にリクエストしたのがこのアルバム。『ちぐさ』は全てLPなので、丁寧にA面かB面かを尋ねてくれる。オーネット・コールマン作のLonely WomanがA面最後にあり、迷わずA面をリクエスト。予想通りに緊張感ある演奏で、B面も聴きたくなってCDを購入した。
CD帯から。「エバンス派ピアニストの代表格、デニー・ザイトリン弱冠26歳当時のライブを捉えた幻の名盤。よき友チャーリー・ヘイデンと共に、若きニュー・スターの輝きに満ちた傑作!」。傑作なのは認めるが、ベースの録音バランスが悪いのが残念。それ以上にパシフィコへ行く機会がほとんど無くなったのが残念。いや、それよりも『ちぐさ』は禁煙になってしまったのがもっと残念。お茶(コーヒー)を飲むだけなので、「ちぐちゃ」なのだ。
1. Introduction - St. Thomas
2. Carole's Waltz
3. Spur Of The Moment
4. Where Does It Lead
5. Lonely Woman
6. My Shining Hour
7. Quiet Now
8. At Sixes And Sevens
9. What Is This Thing Called Love?
Denny Zeitlin - piano
Charlie Haden - bass
Jerry Granelli - drums
Recorded on March 22, 23 & 24, 1965 at The Trident, Sausalito, California.