ストリングスをバックにクリフォード・ブラウンが朗々とトランペットを吹き続ける名演。大学のジャズ研時代から聴き続けきたアルバム。どれもジャズの名曲。当時、24歳を過ぎたばかりのトランペッターが見事に歌いきっている。
ジャズとは、リズムであり、アドリブであり、インタープレイである。だが、やはり「歌」なのだと、ブラウニーの演奏を聴くと改めて思う。ジャケットは、満身の力を込めてトランペットで歌っているブラウニー。ジャズに出会えてよかったと心底思うアルバムである。
1. Yesterdays
2. Laura
3. What's New
4. Blue Moon
5. Can't Help Lovin' Dat Man
6. Embraceable You
7. Willow Weep For Me
8. Memories Of You
9. Smoke Gets In Your Eyes
10. Portrait Of Jenny
11. Where Or When
12. Stardust
Clifford Brown - trumpet
Barry Galbraith - guitar
Richie Powell - piano
George Morrow - bass
Max Roach - drums
Niel Hefti - arranger, conductor
Recorded on January 18, 19 & 20, 1955 in NYC.