Charles Mingus / Me, Myself An Eye

1978年1月18,19,23日に、「ミンガスとその仲間たち」的な大規模セッションが録音された。その時の様子が、アトランティックから2枚のアルバムSomething Like A BirdとMe, Myself An Eyeに分割されてリリース。このセッションでのミンガスの役割は、ジャケット裏面にある写真のように総括監督の立場。ウッドベースを弾く事もできず、かといって指揮棒を振ることもできなかったようだ。CDのライナーノーツには、ミンガスは筋萎縮性側索硬化症(別名:ルー・ゲーリッグ病)と診断されたと書いてある。

車椅子に乗って、レコーディングの進行を確かめていたのだろう。3日間の録音を終え、その1年後の79年1月5日にミンガスは亡くなった。ここでは、ミンガスのベース弦の音を聴くことはできないが、ジャズと言う音楽を通して、ベースという楽器を通して、彼が闘ってきた足跡を感じ取ることができる。

1. Three Worlds Of Drums
2. Devil Woman
3. Wednesday Night Prayer Meeting
4. Carolyn "Keki" Mingus

Mike Davis - trumpet
Randy Brecker - trumpet (tracks 2-4)
Jack Walrath - trumpet, arranger
Jimmy Knepper, Keith O'Quinn - trombone
Lee Konitz, Yoshiaki Malta, Akira Ohmori - alto saxophone
Ken Hitchcock - alto saxophone, soprano saxophone
Daniel Block, Ricky Ford, John Tank - tenor saxophone
Michael Brecker - tenor saxophone (tracks 2-4)
Pepper Adams, Ronnie Cuber, Craig Purpura - baritone saxophone
Bob Neloms - piano
Larry Coryell, Ted Dunbar, Jack Wilkins - guitar
Danny Toan - guitar (track 1)
Eddie Gomez - bass
Joe Chambers, Dannie Richmond - drums
Charles Mingus - composer, arranger
Paul Jeffrey - arranger, conductor

Recorded on January 19 & 23, 1978 at Atlantic Studios, New York, N.Y.

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