スイングジャーナル 2010年3月号

アナログ、すなわちLP復活の兆しがある。2010年3月号では「オリジナル盤の世界」という記事が載っている。まぁ分かるのだが、ジャズなんて一種の瞬間芸のようなもの。アルバムは、それを捉えた「記録」でしかない。プレイヤーにとっては、その時の最善の演奏を記録に収めた訳であるが、翌日はもっと納得のいくプレイをしている可能性もある。

たかが一瞬の記録に資産を費やす理由が分からない。10万円でオリジナルLPを購入するなら、1000円で100枚のCDを聴き倒すほうが、人生は楽しいと思うのだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です