表紙はドン・チェリー。大阪万博でインターナショナル・ジャズ・フェスティバル構想があり、それが頓挫してしまった速報は前号の10月号に取り上げられた。理由は定かではないが、予算の問題だったらしい。それを追求する形でレナード・フェザーからの寄稿が載せられている。今となっては、どうでもいい話ではあるが、ジャズという枠組みの中で傷をなめ合っている感じ。
ジャズより太陽の塔であり、月の石だったということだけである。ところが、国際博覧会史上初めて黒字となった大阪万博という結末。シンコペーションできなかった大阪万博。