出だしのチック・コリアの一音で、70年代感覚に引き寄せられる。当時は新風を感じたのだが…。ある意味、時の流れとは残酷である。少なくとも自分にとっては、今は何も感じなくなってしまった。新風であればこそ、一瞬の出来事だったのかも知れない。
CD帯から。「サウンドの魔術師が気心の知れた仲間と録音したコンテンポラリー・ジャズの逸品。軽やかなエレピ、スピーディーなアコピが多彩なオリジナルで魅力的な表情を見せる」。まさにタイトル通りで、仲良しこよしのお気軽セッションのように思えてしまうのだ。
1. The One Step
2. Waltse For Dave
3. Children's Song #5
4. Samba Song
5. Friends
6. Sicily
7. Children's Song #15
8. Cappucino
Joe Farrell - soprano saxophone, tenor saxophone, flute
Chick Corea - piano, electric piano, arrangement
Eddie Gomez - bass
Steve Gadd - drums
Recorded in January 1978 at Kendun Recorders Inc. Burbank, CA.