スイングジャーナル 1969年6月号

当時、確かにニュー・ジャズという言葉はあった。だが、ニュー・ジャズというジャンルがあったかどうかは怪しい。にもかかわらず、悲観論と楽観論に分けてジャーナルは論争に火をつけた。

結果は分かっていて、結局のところ好き嫌いの話である。それでも論じなければならなかった。ジャズは研究の対象だったのである。大学にジャズ研はあっても、ロック研やフォーク研はなかった。

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